糖尿病から認知症への注意 | 加齢は糖尿病誘因のひとつ

images-49
加齢とともに臓器機能や体力の低下、病気が進行、発症したりするのは当たり前のことと言えます。

糖尿病も例外ではありません。加齢は糖尿病誘因の一つといえます。

加齢と糖尿病の関係


60歳をこえると男女共に糖尿病の頻度は15%程度にまでなる、という統計があります。加齢とともに糖尿病の頻度は増加していきます。

すなわち、6人の高齢者のうち1人は糖尿病発症の恐れがあると言えるのです。

現在、日本では約690万人の糖尿病患者が存在し、そのうち53%、365万人は60歳以上と推定されています。

加齢と共に進行する糖尿病


インスリン分泌量の不足

すい臓機能の低下などからインスリンの分泌量が不足します。

インスリン抵抗性の出現

一般に加齢そのものや、加齢に伴い筋肉が減少するとともに相対的な脂肪の増加をみます。

脂肪組織がインスリンの効き目を悪くします。

すなわちインスリン抵抗性は加齢現象のひとつと考えられています。

それに加え、高齢になると運動量も減ってきますので、ますますインスリンの効き目が悪くなり糖尿病の危険が高くなります。

加齢に伴う歯周病と糖尿病の相互の関係


加齢とともに歯周病にかかりやすくなります。

これは、加齢によって口の中の組織も弱くなること、細菌などの動きが弱まらず感染症にかかりやすくなることなどが原因であると考えられています。

細菌に感染した状態(虫歯や歯周病のある状態)では、インスリンに対する体の反応が悪くなり、血糖値が高くなりやすくなります。

加齢とともに糖尿病は進行します。

高齢者糖尿病の注意事項


1.低血糖に気をつけよう

高齢者や腎臓の働きが低下している患者さんでは、時間が経っても飲み薬が排泄されにくく、蓄積しやすくなります。

このため、飲み薬が予想以上に長く強い作用を示すことがあります。

また、低血糖症状が非典型的であったり、自覚症状が乏しかったりすることが多く、さらに、いわゆる痴呆症状を呈することもあり、低血糖を見落とさないことが大切です。

2.尿糖値がが出にくい

ふつう空腹時血糖値が170mg/dlくらいに上がると、腎臓から尿に糖がもれてきます。

血液から尿に糖がもれてくる時に血糖の値を「尿糖排泄閾値(にょうとうはいせついきち)」と言いますが、この値は年齢によっても差があります。

老齢者は、血糖値が高くても尿糖が出にくい傾向があります。

正しく血糖値を測るためにはやはり採血がいいですね。

3.糖尿病の人は骨折しやすい

糖尿病患者の骨折頻度は糖尿病でない人の2~4倍といわれています。

それには、インスリン作用の不足も含め、色々な原因が関係しています。

特に若い人ならすぐ治るような場合でも、高齢者では治るまでに時間がかかり、その間からだを動かせないことで、ますます骨や筋肉が弱ってしまい、ついには寝たきりの生活になってしまうこともあります。

実際に骨折は、脳卒中などとともに、寝たきりになる主要原因の一角を占めています。

4.糖尿病合併症に注意

糖尿病特有のいわゆる三大合併症が認められますが、高齢糖尿病患者はそれ以外に、動脈硬化症、高血圧症、免疫低下による感染症の併発も問題になります。

特に動脈硬化や脳梗塞をしばしば引き起こし、場合によっては生命に危険が及ぶことがあります。

5.認知症を招く危険

糖尿病の人は認知症の一つである「脳血管型認知症」になるリスクがそうでない人に比べ、2倍以上もあることが分かっています。

血糖値が高く、血液中に糖が多量にある状態の場合、血液はドロドロと粘性が高く、脳内の血管が詰まりやすい状態になります。

脳内の血流が滞ることにより、神経細胞にも十分な血液が行き届かなくなります。その結果、神経細胞が正常に働くことができなくなり、認知症の症状が現れます。

また、糖尿病の人はアルツハイマー型認知症になるリスクが、4倍以上あるといわれています。

人間の脳内にはインスリン分解酵素が存在し、アルツハイマーの原因となる物質(アミロイドβ)を分解しています。そのためインスリン分解酵素が正常に働いていれば、アルツハイマーにかかりにくい状態と言えます。
しかし、糖尿病の人はインスリンの力が弱くなっており、アルツハイマーの原因物質の分解力が低下するためです。

残念ながら、加齢を阻止することはできませんが、血糖コントリールと運動を併用することで、あらゆるリスクを下げることが可能になります。

特に適度な運動は血液循環をよくし、細胞の活性化も促します。

★高齢であっても、よいコントロールの維持に努めれば、合併症の進展を確実に防げるだけでなく、気分も快適になって生活しやすくなるなど、精神的にも良い効果があることがわかっています。可能性に向かって積極的に挑戦し、納得のいく人生にしていきたいものですね。

糖尿病は検査の病気です。定期的に病院で検査を受けましょう。


■食後の血糖値を抑えるサラシア茶

❐サンプルから始めるなら・・

サラシア茶サンプル請求

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする