糖尿病のセルフチェックをしてみる | 家庭でもできる糖尿病検査

糖尿病は外的変化や痛みなどの自覚症状をともないにくい病気です。
自覚症状のない糖尿病を、いかにして初期段階のうちに発見できるのか、と言えばそれは糖尿病の知識を持ってセルフチェックをしてみることが大切です。

糖尿病になりやすい体質


糖尿病は遺伝により発症するとは定義されていませんが、体質は遺伝します。また、同じ家族であれば食生活の状態も似てきますので、糖尿病に限らず、生活習慣病には遺伝的素因の他に、食習慣、運動不足、肥満、ストレス、酒・たばこなどの嗜好といった環境的要因が大きく影響します。

ですから、近い親族に糖尿病患者がいるかどうかも、チェックをする上で大事な項目になります。

体質と生活習慣

家族や親せきに糖尿病の人がいる
太り気味
40代以上
運動不足
忙しくてゆっくり休めない
常にストレスを抱えている
お酒をたくさん飲む

気になる症状がある

疲れやすい、疲れが取れない
尿の回数、量が増えた
喉が渇く
1年以上定期健診や健康診断をうけていない

しかしながら、疲れやすい、ストレスが・・ と言っても日常生活の中でいくらでもあるでしょ? と反論もあるでしょうが、気を付けたいのは、これらの些細に感じる症状がいつまでも続いている、という現象です。

さらに、病状が進んでくると、手足の感覚が鈍くなることがあります。
糖尿病は、血管と密接に関係する病気なので、体の末端にある神経が障害を起こすことがあります。
転びやすくなる、怪我をしても以前ほど痛みを感じない

性格の変化

また、糖尿病は、性格が変化することでも知られています。これは、上下する血糖値の影響と言われています。

記憶力が低下する
怒りっぽくなったり、心配症になったりする
思考力が低下して、物事への興味が薄れる

様子がおかしいな、と思った時にはすでに病気が進行していることが多いため、定期健診や健康診断で早期発見することが肝心です。

自宅でできる糖尿病検査キット


会社勤めなら、健康診断で糖尿病の定期検査もできますが、自営業の方や主婦の方、忙しくて検診を受けられない方は、自宅でできる糖尿病検査キットなどを利用してはいかがでしょう。

『異常なし』という結果でも100%安心はできませんが、自分の健康状態を管理する意識が芽生え、異常があれば病院へ行くきっかけにもなります。

また、血糖値が高いといわれた境界線型の人は、定期的に数値を知るためにも役立ちます。

糖尿病検査キット

糖尿病検査には、尿検査と血液検査があります。
血液検査に比べ尿検査は誰でも手軽にできるというメリットがありますが、より正確に検査したいとう場合には血液検査の方が適しています。

HbA1c

糖尿病尿検査


試験紙に尿を直接かけて検査します。
10~30秒で試験紙の色が変色し、色や濃度で糖尿病かどうか判断します。
トイレにそのまま流せるタイプもありますので、誰でも手軽に検査ができるのがメリットです。

糖尿病血液検査


指先に傷をつけて出血させ、吸引器で血液を吸い取り採血するタイプが主流です。
採血した血液を検査機関に郵送し、結果を待ちます。
ほんの少しの血液量だけで検査ができ、精度は病院の検査とほぼ変わりありません。

最近では糖尿病だけでなく、一度の採血で生活習慣病やガンの検査もできる検査キットもあります。
忙しくて病院へ行く暇もない、という方も、是非手軽にできる検査キットを上手に活用して、糖尿病の予防・早期発見を心がけましょう。

いくつかの数値が正常値でも、日を改めて再検査を行うこともあります。
進行すると完治の難しい病気ですので、少しでも不安がある場合には、しっかりと糖尿病検査を行うことをおすすめします。

では、糖尿病発見のために、どのような検査をするのでしょう。

病院で糖尿病と診断されるまでの検査内容をご紹介しましょう。

さらしあ4-25

糖尿病の疑いがあるかどうかを診断


糖尿病は1度の検査で診断される病気ではありません。

血糖値は食前食後の差が激しく、また、ストレスなどにより通常よりもエネルギーを消費するような状態であれば、血糖値が高くなることもあるためです。

主な検査方法には、尿に糖が混ざっているかどうかを調べる『尿糖検査』、血中の血糖値の値が正常かどうかを調べる『血糖検査』があります。

尿糖検査


通常、尿に糖が混ざることはありませんが、血液中のブドウ糖が高値になると、尿中に糖が漏れ出るようになります。

しかし、尿糖検査だけでは糖尿かどうか判断することは出来ません。
糖尿が陽性でも、糖尿ではなく、腎臓の機能低下により尿に糖の混じる『腎性糖尿』という疑いもありますし、逆に陰性でも糖尿という場合もあります。

定期健診の尿糖検査結果が陰性でも、生活習慣をかえりみて、不安があるようなら更に血糖検査を行いましょう。

血糖検査


血糖は食後と空腹時では大きく数値が変動しますので『空腹時血糖』『随時血糖』『食後2時間血糖』などを検査した上で診断されます。

通常、健康診断で行う血液検査は、空腹時の血糖値を測定し、数値が異常であれば再検査を促されます。
空腹時の血糖値は110(mg/dL)以上を超えるようなら境界線型が疑われ、126(mg/dL)以上であれば糖尿病が強く疑われます。

しかし、この数値に異常がなくても、最近増えている『食後高血糖』の早期発見のためには、健康診断だけでなく、糖尿病検診を行っておきましょう。

糖尿病が疑われる場合の検査


健康診断で血糖値に異常が見つかったり、日頃の生活習慣から糖尿病の不安があるような場合には『空腹時血糖』だけでなく、『随時血糖』『食後2時間血糖(経口ブドウ糖負荷)』『ヘモグロビンA1c』などの検査を行います。

随時血糖


空腹や食後など時間を定めずに血糖値を測定します。
この数値が200(mg/dL)を超えると糖尿病の疑いがあります。

食後2時間血糖(経口ブドウ糖負荷)


水に溶かした75gのブドウ糖を飲み、30分後、1時間後、2時間後の血糖を測定します。
食後どのように血糖が変動するかが分かりますので、より正確な診断ができます。
2時間後の数値が200(mg/dL)を超えると糖尿病の疑いがあります。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)


血糖値と併せて重要な数値がヘモグロビンA1cです。
赤血球のヘモグロビンは血中のブドウ糖と結合して、ヘモグロビンA1cを形成します。
ブドウ糖が通常よりも多ければ、ヘモグロビンA1cの数値も大きくなります。

ヘモグロビンの寿命は長く、過去2ヵ月前後の状態が推定可能で、食事の有無に関係なく測定できるため、糖尿病を診断するためには欠かせない検査です。
この数値が6.5%を超えると糖尿病の疑いがあります。

sarasia5-26

自己血糖測定値と病院の測定結果の違いについて


血糖のコントロールの状態を空腹時に測定をすることは病状を知る上で最も的確で有力な情報です。

自宅での自己測定は毎日一定の時間をきめて続けることに意味がありますが、一日中上下する血糖値の一時の数値を調べるに過ぎません。

同じ空腹時でも精神的に安定したとき測ると低くて、ストレスや不安を感じた状態で測ると20~30mg/dl 高くなることもあります。

血糖は一日24時間常に変動しているのです。

ストレスや食事の内容、運動、アルコールによる影響など、様々な影響で血糖は変動していますので、一喜一憂しないことも大切です。

76bb8614_s
ひとつは1日の血糖の動きを知ることで、血糖が1日24時間の中でどう変動するかを調べることです。

もうひとつは、食事や運動、ストレスなどの影響をチェックすることです。

これらの要因は、血糖の変動に大きく影響します。
ただ、あまり神経質になって頻繁に測るのもよくありません。

自分の一日の血糖変化がわかれば、その後は週に1~2回で充分でしょう。
また病院では静脈血(血漿を分離してはかる)で計ります。

自宅で自己測定に使う血液は末梢全血で、これに比べると高めに測定されます。

平均的に約20~30mg/dl の違いが出ていると言われています。

どちらが正しいということではなく、測定の基準が違っているのです。
また、検査結果の良し悪しにかかわらず、糖尿病にならないために、生活習慣や毎日の食事内容を見直すことも大切ですね。

diabetes-528678_640

血糖と尿糖の違いは?


従来自宅で行う検査としては尿糖がさかんに調べられていましたが、最近は血糖測定に取って代わられています。なぜ尿糖検査では不十分なのでしょうか。

尿糖測定は、採血の苦痛がない点がメリットですが、反面、尿糖は血糖値が160~180mg/dL(個人差がある) を超えないと出ないため、それ以下の場合に、すべて陰性となってしまう問題点があります。

したがって、その時の血糖が、正常値の範囲内か低血糖なのかが判断できないため、正確な血糖値が必要な場合は、血糖測定が必要です。

逆に、血糖が安定し比較的軽度の患者さんは、尿糖測定だけでよい場合もあります。

血糖自己測定に健康保険が適用されるのですか?


医師の指導のもとでインスリン療法を行っている人のみの適用で、その他は自己負担になります。

血糖自己測定にかかる費用のうちの一部自己負担金額(2割または3割)、あるいはインスリン療法以外の治療を受けている患者さんが血糖自己測定をする場合の費用は、いずれも医療費控除の対象になります。

血糖自己測定器はいくら位するものなのですか?


測定器本体は9,000~12,000円、採血用の器具が3,000~4,000円、血糖測定用使い捨てチップ・センサーが25回分で2,500円~4,000円前後位です。
※一般的にはまだまだ月に1、2回の通院時に採血して得た血糖値をもとに、治療が行われています。従って、医師の治療方針が適切でない場合も出てきます。

血糖値測定器
血糖自己測定を生活に取り入れることによって、ひとつひとつの行為が血糖に及ぼす影響、病状との関係などなど、理解が深まり、その結果、血糖コントロールの改善が一段と可能になります。

病院の検査、治療だけに頼らず自分の体は自分自身で管理するということを常日頃から認識するということはとても大事なことですね。


■食後の血糖値を抑えるサラシア茶 商品コース 商品ページ 無料サンプル

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする