糖尿病から脳梗塞へ | 病状が進むと血管に障害が出る危険があります


糖尿病の3大合併症『糖尿病網膜症』『糖尿病腎症』『糖尿病神経障害』はよく知られていますが、それ以外にも様々な合併症を引き起こします。

血管病とも言える糖尿病


高血糖状態の生活を長く続けていると、血管の柔軟性が失われ、固くもろくなっていくため、糖尿病は血管病であるとも言えるのです。

では体のあらゆる場所に張り巡らされている血管について、少し勉強してみましょう。

血管は、動脈、静脈、毛細血管の3種類があります。
これらの血管をすべて合わせると、10万キロメートルで、地球の赤道を、2周半できる長さがあります。

最も細い毛細血管は、赤血球より小さいそうです。
赤血球より細い血管を、赤血球はどうやって通り抜けているのでしょうか。
赤血球は、非常に柔らかいので、細長い形に変化して、細い毛細血管を通り抜けることができるのです。
血液が全身を一巡りする時間は、およそ1分です。

こうして見ると、10万キロを1分で血液が駆け抜けてしまうなんて、血管とはとてもしなやかに出来ているんだ、ということが理解できます。

本来しなやかな血管ですが、ここに糖が溢れてきたら、流れにくくなるのは当然です。どこから流れにくくなるかと言えば、より細い場所で、毛細血管からになります。赤血球より小さい毛細血管、一番細い毛細血管は眼の網膜にあります。

血流が滞れば、その先へは酸素も栄養素も届かなくなるため、細胞は死んでしまいます。

ですから、網膜症になりやすく、そのほか、神経、腎症にも毛細血管が働いています。本当に毛細血管は大事なのです。

3大合併症は毛細血管に障害が起こる病気ですが、大血管のほうに障害が及ぶと『脳梗塞』『心筋梗塞』『閉塞性動脈硬化』などを発症します。

糖尿病とは無関係のように見えるその他の合併症ですが、血管病と考えれば危険性の高い病気であることにうなずけるのではないでしょうか。

様々な合併症の中でも特にリスクの高い病気のひとつが『脳梗塞』です。糖尿病の人が起こす頻度は、健康な人の2倍以上と言われています。

突然発症し、一瞬のうちに命にかかわる病気を予防するには、どのようなことに気を付ければよいのでしょう。

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糖尿病との関連


脳の血管が詰まり、脳に血液が流れなくなり、脳が壊死状態になる脳梗塞。

脳梗塞は高血圧が引き起こすと思われがちですが、血管を流れる血液に圧力がかかり、血管を傷め、動脈硬化を起こしてしまうのが原因です。

血管病である糖尿病も、高血糖により血管が脆くなるため動脈硬化を起こしやすく、リスクは同様に高くなります。

動脈硬化は自覚症状なく進行するため、重篤な病気を発症してから気が付くことが多い、怖い病気です。
動脈硬化と診断されても、痛みや外的変化がないため、そのまま放置してしまう方も少なくありません。

動脈硬化が進行すれば、いつ発症してもおかしくない状況であることをしっかりと自覚し、生活習慣の改善を行う必要があります。

発症した場合、手術、また手術を免れたとしても、長いリハビリを続けなくてはなりません。何よりも予防が肝心です。

脳梗塞の前兆


脳梗塞は、ある日突然発症し、急速に症状が進む怖い病気ですが、わずかな前兆がある場合もあります。

●ろれつが回らない、言葉が出ない

●手足のしびれや麻痺がある

●めまいがする、物が二重に見える

●頭に激痛が走る

などの症状が一時的にあらわれ、数分でおさまることがあります。

これは一過性脳虚血発作の症状で、脳梗塞の前触れと言われています。

普段と違った頭の痛みや、なぜか言葉が出てこないなど、違和感のある症状が出たときは、迷わずすぐ医師に相談しましょう。

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脳卒中の前兆


アメリカの脳卒中協会では、脳卒中の前兆をチェックするFASTテストを推奨しています。

FACE(フェイス・顔)

●口横に広げて『イー』と言う。

●口角を上げることで、片側の麻痺を発見できます。

●口が閉まらない、左右のバランスがちぐはぐになっていれば要注意です。

A(アーム・腕)

両手を肩の位置まで上げた状態をキープする。

片方の腕が上がらない、だらんと下がってくるようなら要注意です。

S(スピーチ・言葉)

簡単な短い言葉を話す。

脳卒中協会が推奨している言葉は『太郎が花子にリンゴをあげた』です。

言葉が出てこなかったり、ろれつが回らなければ要注意です。

T(タイム・すぐ受診)

上の3つのテストのどれかひとつでもできなければ、すぐに救急車を呼びましょう。

腕が上がらないくらいで救急車は呼びにくい、と思うかもしれませんが、脳梗塞は時間との戦いです。
一刻を争う病気ですので、『FASTテストができなかった』ということを伝え、躊躇せずに病院で診察を受けましょう。


脳梗塞を予防するために


脳梗塞の予防は、動脈硬化の進行を防ぐことが重要です。

糖尿病と診断されたら、動脈硬化が進んでいる可能性は非常に高いため、すぐに治療を始めましょう。
動脈硬化も糖尿病同様、重症化しても特に自覚症状のない病気です。

前兆として、左肩にのみ強い肩コリを感じる、喉、腕、肩なのにしびれや痛みを感じることがあります。

これは、動脈硬化が始まると血流が悪くなり、心臓に負担を掛けます。

心臓に異常が発症する際に、心臓そのものが痛むより先に少し離れた場所に痛みを感じることがあるのです。

食後に眠気が来る、意識せずに眠ってしまう、という場合は、首の血管である頸動脈に動脈硬化ができている可能性があるようです。

血管の壁にプラークが付着するとそこに血栓ができます。
血栓がはがれると、血流にのって、脳の血管で詰まる恐れがあります。

糖尿病治療である食事療法・運動療法・薬物療法を行うことで、動脈硬化治療もできているともいえますが、肝心の糖尿病治療を怠ってしまうと動脈硬化も進んでしまいます。

その生活習慣から発症した命に係わる病気、糖尿病、動脈硬化なのですから、自分で判断せず、医師の指導に従い、治療に専念することが大切です。

食事療法・運動療法・薬物療法で血糖コントロールを行い、定期検査を怠らなければ、良い状態が続く可能性は高くなります。

糖尿病や動脈硬化を発症していなくても、食生活を見直し、適度な運動を行うことで糖尿病予防、脳梗塞予防になるのですから、健康なうちから規則正しい生活を心がけましょう。

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自覚症状のない糖尿病、動脈硬化ですが、治療をしなければ間違いなく深刻な病気へと進行していきます。
最も大切な食事療法・運動療法を怠らず、しっかりと予防を行いましょう。

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