隠れ糖尿病に要注意!|自覚症状もないまま病状が進んでいないかチェックする


隠れ糖尿病とは、糖尿病または糖尿病予備軍(境界型糖尿病)の前段階の状態といわれ、健康診断などで見つけにくい糖尿病のことです。

自分は大丈夫、と思っていても、可能性は大いにあります。
ここでは隠れ糖尿病についての詳しい情報、チェック方法などをご紹介します。

食後高血糖とは


健康診断で発見されにくい隠れ糖尿病。なぜ検査で見逃されてしまうのでしょう。
それは、食後の血糖値だけ異常に高くなる、という症状のためです。

通常、空腹時の血糖値は、100mg/dL未満で、食事をすれば誰でも血糖値は上がり、食後2時間の血糖値は140mg/dLまでが正常値の範囲とされています。

インスリンの働きが正常なら上昇の程度はゆるやかで、まもなく正常値に戻ります。しかし、インスリンの分泌になんらかの異常があると、血糖値が急上昇し、その状態が長く続きます。

このように、血糖値は食事の後に高くなり、空腹時には低下するのが普通です。しかし、糖尿病になると、空腹時、食後とも高い状態が続きます。

空腹時血糖値が正常であったとしても、食後の血糖値だけ急激に上昇することがあります。この状態を「食後高血糖」と言います。

食後に急激に上がったとしても、初期の頃なら、時間こそかかりますが、その後、血糖値はゆるやかに下降して、正常値に戻るので、食後に異常値があっても発見されにくいのです。

通常、健康診断は午前中など空腹時に行い、食後は控える傾向にあります。

誰でも食後血糖値は高くなりますが、隠れ糖尿病は急激に基準値を超え上昇します。しかし、空腹時には正常値に戻るため、健康診断では見つけにくいのです。

正常値に戻るならとりあえずいいのでしょうか? 放っておいても自然には治りません。問題は、食事のたびに異常な高血糖を示し、そうした状態をくり返すことなのです。

空腹時と食後血糖値の差が大きくて、血糖値が乱高下する状態は動脈硬化のリスクが高まることも知られています。それは血糖値が急激に上下することで血管へのダメージが大きくなるためです。

空腹のときの血糖値がたとえ正常でも、食後に血糖値が上昇しやすい人は、そうでない人に比べて動脈硬化が進みやすいというのです。

食後高血糖の段階で、糖尿病とは診断されない状態でも、動脈硬化が始まるかも知れないのです。

食後高血糖の状態を放置しておくと、やがて空腹時血糖値も高くなり、糖尿病へと進展してしまいます。

また、健康診断で『異常なし』のお墨付きをもらってしまうと、つい安心して生活習慣を見直すことなく過ごすため、発見時には重症化しているケースも少なくありません。

隠れ糖尿病

食後高血糖の症状


糖尿病は初期の場合、これといった自覚症状のない病気です。血液中に糖分が増えていっても普通に生活できてしまうのです。

糖尿病と診断されたとしても、自覚症状はないくらいなのですから、それが隠れているような状態なら、なおさら何もない、ということになります。
のどの乾き、疲労感、体重の減少などは、ある程度病気が進行してから見られる症状です。

このように、初めは何もないし、取り立てて不調もないというのが糖尿病であり、症状が出ていると言う段階はある程度病状が進んでいるという結果になります。

難しいのは、症状がないうちに検査を受けないとわからない。

こうしたことが糖尿病の発見を遅らせてしまう要因にもなっています。普段の生活で、不規則で偏った食生活をしている、ストレスが多い、食後がかなりだるい、眠いなど、気になる様子があれば、検査を受けてみることをお勧めします。

ここで、気になるのは、通常の血糖値検査では、発見しにくい食後高血糖をどうやったら知ることができるか、ということです。

普通は、空腹時の血糖値検査と合わせて、ヘモグロビンエイワンシーの数値を調べます。
ヘモグロビンとは、赤血球の中にある蛋白で、血管の中でブドウ糖とくっつく性質があります。

血液中にある赤血球はだいたい120日くらいの寿命で活動しますが、この間、せっせと動き回りながらブドウ糖と結合していきます。血液中の糖が多いほどヘモグロビンとの結びつきが増えていきます。

ヘモグロビンA1cとは、赤血球がどれだけブドウ糖とくっついたかの数値のことで、これにより、長期間の血糖状態を知ることができます。

血糖値は、毎回々食べる量や、運動などによって変化するので、たまたま食事量が少なかった場合などは、正確に判断することができません。それで、ある程度の期間内の血糖値の平均を知ることで、糖尿病かどうかを判断することになります。

ですが、あくまでも、これは平均値なので、食後に急激に上がっているかどうかを調べるには、これでも問題が残ります。

ですから、さらに詳しく血糖値の変化をみる検査があります。

無料のサンプルです。電話等はしません。お気軽にどうぞ。
フリーダイヤル 0120-45-3048 9時から12時、13時から17時迄。月曜~金曜。

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食後高血糖の検査


糖尿病の検査は、空腹時の血糖値を測るのが基本になりますが、その他、経口ブドウ糖負荷試験があります。
空腹時の血糖値とともに、一定量のブドウ糖水溶液を飲み、その後、血糖値の推移を観察することで、より正しい判定を得ることができるのがブドウ糖負荷試験(GTT)です。

また、尿糖を測ることで食後に高血糖状態があったかどうかを調べることができます。「糖尿病」と言われるように、症状がある場合、尿の中に糖が排出されるので、それを測定することで、血液中の糖の状態を知ることができます。

病状が進むと、尿の臭いが甘ったるく感じることもあります。


自分でできる隠れ糖尿病チェック


健康診断では発見されにくい隠れ糖尿病ですが、食前と食後の血糖値を測定することで、高血糖状態を判断できます。

最近では医療メーカーなどの取り組みにより、自分で血糖値を測定できる市販キットがあります。採血をして血糖値を測定する血糖計です。

食後の尿をチェックする尿糖試験紙は薬局でも購入することができます。
自宅で簡単にチェックできる検査キットを上手に活用して、隠れ糖尿病早期発見につなげましょう。

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検査器を購入してまで・・ という場合は、以下のことにこころ当たりがあれば、とりあえず受診してみることをお勧めします。

・ドリンク類を飲む回数が増えた
・倦怠感がある
・尿量が増えた気がする
・食べているのに痩せてくる
・足がつる
・転びやすくなった気がする
・下痢もしくは便秘になりやすい
・手足の感覚が鈍くなってきた

上記のような症状は、日常生活の中でもありがちな症状なので、とりわけ注意することもなく、過ごしてしまいがちです。

ちょっと最近疲れたのかな? と、ことさら重要に考えたくない、という気持ちがあって、受診せずに過ごしてしまう危険があります。

そのまま、病状も進まずに経過する場合もありますが、どちらにしても放置は禁物と思わなければいけません。



隠れ糖尿病予防のために


朝抜き、夜にドカ食いしていませんか。
脂っこい物を酒で流しこんでいませんか。
炭水化物中心の食事になっていませんか。

糖尿病予防のためには、規則正しい生活、栄養バランスの良い食事、適度な運動などが必要です。
隠れ糖尿病も、全く同様なのですが、特に食後急激に血糖値を上げないよう心がけましょう。

食後の血糖値が高いだけならば、食べる量を加減すれば済むのではないか、と思うかも知れませんが、食後高血糖はすでに糖尿病を発症していると考えて対策をしていくことが、後々合併症を引き起こさないためにも必要です。

高血糖というのは、単純な食べ過ぎではなく、血液が糖で汚れ、血管に損傷が起こる危険があるのです。

よく噛んでゆっくり時間をかけて食事を摂るだけでも、摂取カロリーの10%を減らすことができるといわれています。

糖尿病を誘いやすい食生活に「早食い」もあります。
ダイエットの情報にも早食いは太る要因にもなることが明らかにされていますが、太りやすい生活習慣は、糖尿病のリスクを増やすことになります。

また、食べる順番も、食物繊維の多いものから食べることで、糖の吸収を抑え、満腹感も得られることで過剰摂取を防ぐことができます。ごはん、パンなどの炭水化物は食事の最後に食べるようにします。

血糖値の急激な上昇を防ぐ食事体制は、ダイエットのための食事のしかたと同じです。食べるカロリー制限もありますが、食べる物の種類と食べる順番、さらに速度を見直すことで結果が違ってきます。

パスタ、どんぶり物、ラーメンなど一皿単品料理はなるべく避けて、定食、ご飯を少なめにする、など食生活の見直しをしましょう。

さらに食後に軽いウォーキングをする、体を動かすようにします。食後に昼寝をしたい衝動は抑えるようにしましょう。

最近問題になっているのは、ペットボトル症候群です。
ペットボトル症候群とは、糖分を多く含む清涼飲料水やスポーツドリンクの飲み過ぎで、急激な血糖値上昇を招き、急性糖尿病を発症することです。
清涼飲料水やスポーツドリンクをしょっちゅう飲んでいる、もしくは、飲まずにはいられないという人は、隠れ糖尿病を疑ってみる必要があるかも知れません。
ペットボトル症候群は10~30代という若年・青年層に多く、もはや糖尿病は中高年特有の病気ではなくなっています。

家族みんなで食生活を見直し、適度な運動を心がけ、簡単に自宅で糖尿病チェックができる仕組みを取り入れることが大切です。

隠れ糖尿病も、予備軍も、境界型も、まだ、糖尿病ではない、と言って安心できるものではないし、ちょっと食事に気をつければすぐ治る、というものでもありません。

「速く対処すれば、大事にならなくて済みます」というレベルであると考えます。何度も繰り返しますが、血糖値が上昇したからといって、何も感じないのが糖尿病の怖いところで、何も感じなくとも体内では危険なことが始まってしまっているのです。

糖尿病は進行が進むにつれ合併症を引き起こし、命にかかわる怖い病気ですが、早期発見・早期治療を行えば、健康な人と変わらない生活を送ることもできます。
定期的な健康診断とともに、まずは予防、そして早期発見を心がけましょう。

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