試して損する民間療法…その、胡散くささ

「病気が治った」「奇跡が起きた」…雑誌や新聞にそんな言葉が踊っているのをよく見ます。

私達夫婦を含め、通院しても病状の改善が見受けられない人たちが、色々な宣伝に踊らされ、様々なことを試みています。

「試して損する民間療法」…まるで世の中を皮肉った川柳のような言葉がありますが、現実はまさにその通りです。

私達夫婦は今までに一千人を超える糖尿病の人たちと話をする機会がありましたが、そんな機会が増えるにつれ、その言葉が真実みを帯び始めています。

西洋の限界を東洋が助け、東洋の知恵を西洋が科学的に裏付けます。

「民間療法」の多くは現代的なデータ分析が不十分で、本物だということを納得させるだけの資料の用意や実績がなく、言葉だけのものが一人歩きしています。

民間療法で二百~三百万円もの大金を使った人も多くいます。

しかし、残念ながら思ったような成果は出ていません。
色々な人が本当に様々なことをしていますが、どちらを向いても良い結果は出ていないようです。

もともと、糖尿病とは関係のないようなものを、有効だと宣伝している場合が結構あります。

有効だとされる「食事療法」や「運動療法」に頼り、懸命に努力をしても思うような成果を得られない…このような現状なので、仕方のないことだとは思います。

が、多くのみなさんは、何が良くて何が悪いのかが分かっていないようです。

たくさんの情報の中で、私達は本物を見極めることが必要です。

たくさんの人々の話を聞いて分かったことですが、糖尿病に良いと言われるものが数限りなくあるわけではありません。

実際に話を聞いていると、必ず幾つかの共通点があります。

例えば、〝あっ、この人も何とか卵だ〟とか、〝何とか酢だ〟とか、大抵の場合、何度か聞かされた類のものが多く登場します。

そして、それらが糖尿病には何の助けにもならないことが分かってきます。まさに、「試して損する民間療法」です。

私達は一体何を信じればいいのでしょうか…